医療広告ガイドライン骨子案

医療広告ガイドライン骨子案が新しく出たようです。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/02/dl/s0201-6d.pdf


患者体験談、著名人の受診実績は禁止。といっても、院内パンフ、HPは依然広告外のようですが、、ウェブに裁量権を残してくれているのは大賛成なのですが、そろそろウェブ上の医療情報・広報の定義付けも必要になってくると思います。あまりに広告(電柱やらチラシやら)に規制が多い割に広報(院内パンフ、HP)は規制がゼロなのもどうなのかと。

JIMA(日本インターネット医療協議会)の発行しているe-ヘルス倫理コード、トラストマークがスタンスとしては近いところでしょうか。
http://www.jima.or.jp/ehealth_code/

ヘルス倫理コードは、医療・保健分野において、インターネットのような新しい情報通信技術を活用していく際に、利用者からの信頼性を最大限に確保していくため、サイトの運営主体者が配慮すべき注意点をまとめたものです。
医療の提供者と利用者の双方の立場にたち、提供者側には、価値の高い情報やサービスを提供していく指針を、また利用者には、質の高いサイトを見分ける基準を提供します。サイトの質を高め信頼性を獲得していくトラストプログラムの一環として、日本インターネット医療協議会では、本倫理コードにもとづいた第三者評価認証事業を行っています。本協議会の審査・評価を受け、一定基準を達成し継続的にトラストプログラムを推進するサイトには、認定マークとしてトラストマークが掲示されます。トラストマークが掲示されたサイトに関し、意見や苦情があれば、直接、サイト運営者に意見を提示していただく以外に、JIMA POSTを通じ、本協議会に意見、苦情を提示することができま す。本倫理コードは、JIMAのトラストプログラム・サイトだけでなく、医療・保健分野において情報やサービスを提供するサイトの運営者に対し、サイトの質と信頼性を高めていくヒントや指針を提供します。

日本インターネット医療協議会では、このような取り組みがさらに広がり、関連する組織やネットワークがお互いに連携、補完しあって、全体として患者や国民の医療や保健を支える情報基盤として機能するような社会システムの構築をめざしています。