エーザイ インドに生産・プロセス研究拠点、10年度中に本格稼動

 エーザイは17日、インドの生産・プロセス研究拠点「エーザイ・ナレッジセンター・インド」を竣工したと発表した。投資総額は約50億円で、原薬は年間約30万トン、製剤は約10億錠の生産能力を持つ。10年度中の本格稼動をめざす。同社として初めて、原薬から製剤の生産と、原薬のプロセス研究機能を集約した拠点で、「アリセプト」をはじめとする既存主力製品の原薬と製剤の生産を行うだけでなく、開発中の次期グローバル製品の原薬プロセス研究なども行う予定。センターの開設によってエーザイの原薬生産施設は、鹿島事業所との2拠点体制となる。(RISFAX)

鹿児島とインドの二拠点っていうエーザイの思い切りがいいですね。日本からもいよいよIT系だけでなく製薬のオフショア(M&Aや生産開発拠点として)も始まりそうです。場所はというと、

本施設は、当社としては初めて、医薬品の原薬・製剤の生産および原薬のプロセス研究機能を1カ所に集約した拠点であり、インド南部アンドラ・プラデシュ州ビシャカパトナム(バイザッグ)に位置するジャワハルラール・ネルー・ファーマ・シティ(Jawaharlal Nehru Pharma City)の経済特区内の約50エーカー(約6.1万坪)の区画に、投資総額約50億円を投入して設立されました。
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20091218-00000018-maibz-industry

とのことなのですが、インドはやはり南がベターですね。