レセプトオンライン化 導入1年前倒し・政府方針

100%の実現はなかなか困難だろうとされていた、レセプトのオンライン化100%案ですがなんと導入がさらに1年前倒しされたようです。

診療報酬請求のオンライン化、全面導入1年前倒し・政府方針
 政府は、医療機関健康保険組合などに出す医療費の請求書である診療報酬明細書(レセプト)について、全面オンライン化の目標時期を従来の2011年4月から1年程度前倒しする方向で検討に入った。現在はほとんどが紙の明細書を電子化することで医療事務などを大幅に効率化、医療費の抑制につなげる狙い。ただ、同分野のIT(情報技術)化は医療機関側の反発で、世界的にみても遅れているのが現状。一段の早期化を求める声も強まりそうだ。

 目標時期の前倒しは昨年9月の所信表明演説でレセプトの電子化推進を訴えた安倍晋三首相の指示を踏まえた措置で、経済財政諮問会議(議長・安倍首相)が3月までに策定する「医療・介護高コスト効率化プログラム」に盛り込む。診療報酬改定などを通じ電子化に取り組む医療機関への助成措置も拡充する方針だ。(Nikkei Net)

まだ静観しているといった医療機関が大半かと思うのですが、今後上記の助成措置などの具体的なプランの動向を見守っていきたいと思います。