as a Surfer その2

ですよね〜

ごく普通の親子の風景。ごく普通の少年と、そして青年の風景。

家族と友達、そしてサーフィン。

日焼けし、パドリングで引き締まった身体と、迷いのない、エネルギーにあふれた心。

そんなシンプルなことが実は人間にとってかけがえのないものである。

しかし同時に、それをいつも手のなかに持ち続けるのは難しい。

サーファーとして社会からドロップアウトして、サーフィンの世界だけで生きていくのではなく、
サーファーのマインドを心に持ちながら、社会の一員として人に感動を与える仕事をしていく。

 as a Surfer その1

I totally agree.

生活のベースは波しだい。

波が良ければ朝4時でも5時でも起きる。波がなきゃ一日中寝てる。

腹がへれば食う。腹がいっぱいになれば寝る。

別にそれほど美味いものじゃなくても、そのへんになってるバナナをもいだり、
魚をとったり、なんでも食べちゃう。

そして、また波がよくなれば海へ出かけていく。

着ているものは一年中同じ。

ほかには何にもいらない。

また明日がきて、波さえ良けりゃいい。

(Claud Maki as a Surferより)

波と音と経営と・・生き方

師走の第三週は、長谷寺の座禅会、大阪の盛和塾と続けて参加し、改めて自分の生き方・人生観を見つめなおす機会となりました。波と音と経営は自身の生き方にとって切っても切れないものだと痛感しました。ということで、もともと自己満足なブログですが、今後はもう少し幅の広いテーマを扱っていこうと思います。

Hope all you have good waves!

写真は冬の生コンPのサンセットです。空に見える三日月、堤防際のグーフィーと交差するレギュラーが最高でした。

 エーザイ インドに生産・プロセス研究拠点、10年度中に本格稼動

 エーザイは17日、インドの生産・プロセス研究拠点「エーザイ・ナレッジセンター・インド」を竣工したと発表した。投資総額は約50億円で、原薬は年間約30万トン、製剤は約10億錠の生産能力を持つ。10年度中の本格稼動をめざす。同社として初めて、原薬から製剤の生産と、原薬のプロセス研究機能を集約した拠点で、「アリセプト」をはじめとする既存主力製品の原薬と製剤の生産を行うだけでなく、開発中の次期グローバル製品の原薬プロセス研究なども行う予定。センターの開設によってエーザイの原薬生産施設は、鹿島事業所との2拠点体制となる。(RISFAX)

鹿児島とインドの二拠点っていうエーザイの思い切りがいいですね。日本からもいよいよIT系だけでなく製薬のオフショア(M&Aや生産開発拠点として)も始まりそうです。場所はというと、

本施設は、当社としては初めて、医薬品の原薬・製剤の生産および原薬のプロセス研究機能を1カ所に集約した拠点であり、インド南部アンドラ・プラデシュ州ビシャカパトナム(バイザッグ)に位置するジャワハルラール・ネルー・ファーマ・シティ(Jawaharlal Nehru Pharma City)の経済特区内の約50エーカー(約6.1万坪)の区画に、投資総額約50億円を投入して設立されました。
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20091218-00000018-maibz-industry

とのことなのですが、インドはやはり南がベターですね。

 Kaiserの創業者

カイザーの創業者である、アメリカの実業家Henry John Kaiser氏の紹介文@Wikipedia

Henry John Kaiser (May 9, 1882 – August 24, 1967) was an American industrialist who became known as the father of modern American shipbuilding. He established the Kaiser Shipyard which built Liberty ships during World War II, after which he formed Kaiser Aluminum and Kaiser Steel. Kaiser organized Kaiser Permanente health care for his workers and their families. The name Permanente comes from the creek that ran through Kaiser's California cement company. He led Kaiser-Frazer followed by Kaiser Motors, automobile companies known for the safety of their designs. Kaiser was involved in large construction projects such as civic centers and dams, and invested in real estate. With his acquired wealth, he initiated the Kaiser Family Foundation, a charitable organization.
http://en.wikipedia.org/wiki/Henry_J._Kaiser

第二次世界大戦中に造船所を設立、その後、アルミ・スチールといった事業で財を成し、従業員やその家族のヘルスケアのために設立したのが、Kaiser Permanente誕生のきっかけのようです。

Kaiser Permanente evolved from industrial health care programs for construction, shipyard, and steel mill workers for the Kaiser industrial companies during the late 1930s and 1940s. It was opened to public enrollment in October 1945.
http://xnet.kp.org/newscenter/aboutkp/historyofkp.html

カイザーのHPにも歴史と沿革が掲載されています。

事業を創造することと社会貢献の関連性、日本における株式会社と医療法人、NPOといった組織形態の議論に関しては、組織としてのミッションと事業戦略の一環上どう位置づけるかかなであって、本質ではないのかなと思ったりします。

 Kaiser Permanente HealthConnect® Electronic Health Record

Kaiser Permanente HealthConnect® is Kaiser Permanente’s comprehensive health information system that includes one of the most advanced electronic medical records available. It securely connects 8.6 million people to their health care teams, their personal information, and the latest medical knowledge, leveraging the integrated approaches to health care available only at Kaiser Permanente.

KP HealthConnect facilitates communication between members and Kaiser Permanente professionals to help make getting well and staying healthy even more convenient.

http://xnet.kp.org/newscenter/aboutkp/healthconnect/index.html

Kaiser Permanenteの860万人の会員が利用しているelectronic medical recordsのシステムですが、数千億の戦略的投資の上に成り立っているとのこと。しかも驚くべき利用率として、2008年度には95%の会員が当サイトkp.orgを通じてアクセス意し(セキュアなEmailのやり取り含む)、600万通のメールを医師とやり取りし、オンラインでの臨床検査の結果は1600万ビュー!!1日あたりのPVに換算すると約44,000なので、妥当性のあるアクティブ率、会員数からするとありえる数字ですね。

また、ソーシャルメディアへの取り組みも積極的で、RSS Feeds / Podcasts / Slideshows / Blogs / Follow Us on Twitter / Be a Fan on Facebook / View Us on Youtubeといった各種メニューがサイト上には並んでいます。このあたりは、医療は最大のサービス業であるという点をまさに実践し、またオンラインを顧客とのコミュニケーションに最大限活用しているあたりは、米国の先進性が垣間見える領域だと思います。

このあたりの違いを生み出しているのが、保険制度の違いなのか、医療業界に参入しているプレイヤーの違いなのか、エンドユーザーの違いなのか、興味のあるポイントであります。

 21世紀の医療機関の役割

Kaiser PermanentのCIO、フィル・ファサノ氏曰く、

医療機関の目的が“病気を治す”ことから、“健康を広める”ことに変わっていく」


医療機関の内から外へ。

これはまさに日本医療学会の提唱する、医療機関の外への活動を広めていくことと同義ですね。